今回は、カウンターキッチンにあるテレビのリモコンスタンドの作成について紹介したいと思います。
以前、当ブログの ディアウォールを使ってカウンターキッチンの簡単リフォーム①／Amazon basicのモニターアームを使っての壁掛テレビ編 のところで紹介したテレビのリモコンスタンドの作成になります。
カウンターキッチンにモニターアームを使ってテレビを取り付けてから、数か月。
最初のうちは、何の文句も出なかったのですが、やはり使っていくうちに不満点も出てくるもので、
先日、妻から「テレビのリモコンの置き場所に困る！」「リモコンが邪魔！」
というもの！！
正直、適当なところに置いて置けばと思っていたのですが、どうも基本的にリモコンを手に持たずにボタンを押したとき、場所によってはテレビが反応しないという事に不満があったようです…。
まあ、それならば、ベストなポジションに設置できるようにやってみよう！という事で今回の DIY のスタートです。
まずは、材料が家にあるか確認です。
すると以前に何かを作った時の桐の木のは端材が…。
これでいいんじゃない！
この端材を使って作る事に…。
下、幅８㎝、長さ３２㎝、厚さ１.３㎝
ちょうど良い幅です。
これで作ってみよう。
【用意する物】
１．桐の板（上記、画像のもの）
２．ノコギリ
３．紙やすり
４．電動ドリル
５．木工用ボンド
６．木ダボ（6ｍｍ）
７．水性ニス
８．刷毛
９．ゴム（髪の毛を結ぶときに使うもの）
10．クリップテープ（両面テープ）
１．桐の板
こちらは、家にあった端材を使います。
このような板がない場合は、ホームセンターの端材コーナーで格安で買うのも良いと思います。
２．ノコギリ ／ ３．紙やすり
下の紙やすりについては、木をカットしたとき使います。
紙やすりは、240と400の２種類を用意しておけば、ほとんどの場合に対応できます。
また、紙やすりをかけておくとニスのノリが良くなるので、なるべくならば使った方が良いです。
４．電動ドリル ／ ５．木工用ボンド ／ ６．木ダボ（6ｍｍ）
中、ダボ錐セット（6ｍｍ用）
左、木工用ボンド
真ん中の ダボ錐セット（6ｍｍ用）は、ダボ穴を開けるための電動ドライバー用の錐と木ダボ、マーカーのセットです。
これを買っておくとキレイに穴を開けたりすることができるので、お勧めの商品です。
７．水性ニス ／ ８．刷毛
一応、キッチン周りで使うものなので、ニスを塗っておいた方が汚れた時の手入れが簡単になります。
ちょっと手間がかかりますが、塗っておいた方が良いと思います。
９．ゴム（髪の毛を結ぶときに使うもの）
妻に頼んでゴム（ダイソー）を少し分けてもらいました。
10．クリップテープ（両面テープ）
このテープは、以前に買ったもので、なかなか万能なゲル状の両面テープです。
何度も付けたり剥がしたりできるので便利ですが、あまりやり過ぎるとやはり粘着力が落ちてきます。
これで、準備ができました。
ここから作業に入ります。
【作業手順】
１．木材をカットします
元々がちょうど良い大きさという事もあり、３回カットするだけです。
桐という素材という事もあって、カットも簡単にできてしまします。
幅５㎝、長さ５０㎝、厚さ１.３㎝の板を半分（長さ約２５㎝）にカットします。
幅８㎝、長さ３２㎝、厚さ１.３㎝の板を長さ２５㎝と５㎝にカットします。
その後に紙やすりでザラツキがなくなるまで削ります。
２．幅８㎝の板の２５㎝のものと５㎝のものを木ダボを使ってつなぎ合わせ、底面を作ります
５㎝の板の接地面にあたる部分（端から約６㎜）のところに印を付けます。
印を付けた部分にダボ錐を使って穴を開けていきます。
穴と開けたら、マーカーを使って設置するところに印を付けます。
マーカーを使って印を付けたところにさらに穴を開け、穴に木工用ボンドを少し塗り、木ダボを刺し込みつなぎ合わせます。
３．側面に使う５㎝の板を両サイドにボンドで固定します。
リモコンから出る赤外線を塞がないようにするために両サイドが低くなるようにしています。
そして、きちんと固定して約１時間待ちます。
４．リモコンを抑えるためのゴムを通す穴を開けていきます。
リモコンのボタン操作の邪魔にならない位置に印を付け、ゴムを通すための穴を開けます。
穴を開ける際は、先ほど使ったダボ錐を使うとゴムの結べ目を隠す事ができます。
このような感じで両サイド４か所に穴を開けます。
５．全体に水性ニスを塗ります（３回重ね塗り）。
６．穴にゴムを通して結び目を作り固定します。
ゴムの端に結び目を作り穴を通し、もう片方の穴に通し結び目を作り固定します。
この時、若干、張った状態にします。
これで、リモコンを置く部分（リモコンボックス）の完成です。
７．リモコンボックスを柱に取り付けます。
このクリップテープを使ってボックスを柱に固定します。
取り付ける際、高さ等については、お好みで良いのですが、リモコンの赤外線がテレビにきちんと届く位置に取り付けます。
これですべての作業の終了です。
このようにリモコンの置き場所に困るような時は、リモコンボックスを作れば解消できると思います。
直接、リモコンにクリップテープを貼れば、良いのではないかと思われるかもしれませんが、直接貼ってしまうと取り外しが面倒になりますし、何度も取り外すとクリップテープの粘着力も落ち、更にはキレイに剥がれなくてグチャグチャになったりしますのでお勧めしません。
ただし、ずっと固定しておく場合は、良いかと思います。
今回の作業時間は、ボンドの乾燥時間やニスの乾燥時間を除くと約１時間と簡単にできてしまいます。
また、桐という木材を使った事により、加工がとても簡単でした。
皆様にも参考にして頂けると幸いです。
