今回は、『トイレの換気扇のスイッチをタイマー式に交換』について紹介していきたいと思います。
以前より、浴室の換気扇にはタイマーがあるのに、トイレの換気扇にはタイマーがない!という事を不思議に思っていました。
本来、トイレの換気扇にはタイマーがある事が望ましいのではないかとも考えていました。
そうすると、妻から『また換気扇つけっぱなしだよ!』って言われる事がなくなるのに…。
そこで、色々調べているとこのような商品を発見!!
検討した結果、トイレのスイッチを全部交換する事に決定!
理由としては、価格差がほとんどない事に加え、スイッチ全体を交換した方が簡単そうだったから…。
※事前にメーカーに問い合わせ、浴室用と書いてあるが、トイレでも問題ないのか?浴室用である事に特化しているのか?について確認してみたところ、トイレでも問題なしという回答でした。
そして購入したのが、こちら。
こちらが、パナソニック(Panasonic) 埋込電子浴室換気スイッチセット WTP53916WPです。
用意する物
1.埋込電子浴室換気スイッチセット
2.ドライバー(+-)
用意する物は、これだけです。
それでは、早速作業開始です。
作業手順
1.既存のスイッチを壁から取り外します
まずは、スイッチセットの内容を確認します。
こちらが、既存のスイッチになります。
カバーの隙間にマイナスドライバーを挿し込み、カバーを外します。
上下にあるネジを外します。
スイッチに直接付いてあるカバーを外します。
少し硬いですが、スイッチの右側から引き剥がすように力を加えると外れます。
このように下のスイッチカーバーも外したら、上下のネジを外します。
ネジを外し、スイッチ本体と配線を引っ張り出します。
2.スイッチの配線をします
ここでブレーカーを落とし、電気が来ないように遮断します。
※危険ですので、必ずブレーカーを落としてください。
配線は、こんな感じで繋がっています。
今回、配線を確認すると2芯になっていますので、簡単に交換が可能です。
※2芯の場合は、上記のような配線になりますが、3芯の場合は、渡り線等の配線処理が必要になります。
並べてみると配線をする位置が簡単にわかります。
スイッチを並べて同じ位置に接続します。
配線を抜く際、配線部分の横側に溝にマイナスドライバーを差し込むと配線の銅線を押さえが緩み、銅線を外す事ができます。
これと同じように新しいスイッチの溝にマイナスドライバーを挿し込み、銅線を挿し込み固定します。
これで、配線は、完了です。
念のため、ブレーカーを上げ、ライトと換気扇が動くか確認します。
ライト、換気扇共に問題なく、動いたら問題ありません。
3.タイマー付きスイッチを取り付けます
ここまでの作業で動作について問題がなかったので、新しく配線したスイッチセットをスイッチボックスに戻していきます。
スイッチを取り外した逆の作業でネジを閉めて固定します。
スイッチのカバーを取り付けます。
左側からカバーを引っ掛けるようにして押し込むと「カチッ」とハマります。
スイッチの枠の下地をネジで取り付けます。
枠のカバーを取り付けて、完了です。
これで、全ての作業の完了です。
所要時間、約40分(写真を撮りながら)、作業自体はとても簡単にできてしまします。
このようにスイッチ交換は、短時間で出来てしまします。
このタイマーは、細かい時間まで設定でき、換気扇のスイッチを押す事でその設定時間で止まるようになっていて、消し忘れという心配もなくなり、とても快適です。
さらに一度設定すれば、スイッチを押すだけで毎回設定した時間で換気扇が停止します。
こんな感じで、凄く便利な商品になりますので、自信をもって皆さんにもお勧めできます。
※スイッチ交換などの電気工事には、電気工事士の資格が必要になります。
スイッチ交換する際に途中まで自分で作業し、配線だけ電気屋さんに依頼するば低料金で済むと思いますので、ご依頼されるような場合は、相談してみて下さい。
皆さんにも参考にして頂けると幸いです。