エリンギでホタテの貝柱風フライ

今回は、エリンギを使ったホタテの貝柱風フライを紹介したいと思います。

先日、妻が夕食にエリンギを入れた野菜炒めを作っていたのをヒントに、その何とも言えない触感がホタテっぽい感じだった事を思い出し、エリンギを使ったホタテの貝柱風フライを作ってみようという事に…。

そして、子供と相談して本物のホタテを使ったフライとエリンギを使ったフライを作って、食卓に並べて妻が気付くかやってみよう!!

ゴールデンウイーク中という事もあり、たまには妻に家事を休んでもらおうという趣旨もあり、
「今日の夕食はお父さんが作るから、休んでていいよ!」

ちなみにフライを揚げるのは、今回が初めてで「上手にできるといいな~」って感じです。

そこで、メニューについて妻には内緒で子供と一緒にスーパーに買い出しに…。

購入したエリンギとホタテの貝柱。

早速、購入した食材の下処理をします。

①エリンギをホタテの貝柱の大きさに切ります。

②ホタテの貝柱の下処理をします。
・軽く水洗いしてクッキングペーパーで水気を取ります。
・塩コショウを振り、酒に少々漬けておきます。

上記のように漬けておきます。
この時、カットしたエリンギに爪楊枝で数か所穴を開け、ホタテと一緒に漬けておきます。
※一緒に漬ける事によってホタテの風味がエリンギにも移ります。
※20分ぐらい漬けておきます。

③フライの衣を作っていきます。
【用意する材料】
・卵      1個
・薄力粉  大さじ8
・水    大さじ5
※本来、食材に薄力粉をまぶして溶き卵を通してパン粉をつけていくのですが、面倒なので卵と薄力粉と水を最初から混ぜておきます。
※薄力粉と水は、混ぜ合わせた時の感じを見て増減して下さい。

混ぜ合わせるとこんな感じ。
薄力粉が多少だまになっていますが、そこは、ご愛敬。

④食材を衣に通してパン粉を付けていきます。

パン粉を付けるとこんな感じ。
この状態になるとホタテかエリンギか分からなくなっています。

⑤パン粉を付けたエリンギとホタテの貝柱を油で揚げていきます。
※約3分、黄金色になったら完成です。

こんな感じで揚がりました。
左から2つがホタテの貝柱、3つ目と4つ目がエリンギ、一番右がホタテの貝柱。

見た目は、バッチリ!
ほとんど、見分けがつきません。

⑥それでは、実食です。
妻も子供も第一声は、「おいしい!」
二人ともエリンギを食べて、「このエリンギホタテみたいで、おいしいよ!!」
すでにバレてしまったようです…。
やっぱり、触感が本物とは違うみたいです。
残念…。

それでも、「すごくおいしいよ!」って、言ってくれました。
もちろん、ホタテの貝柱のフライは、絶賛で「最高!!」との事。

「なんか、エリンギもジューシーでホタテの香りがするような…。」
「オッ!」、エリンギに爪楊枝で穴を開けてホタテと一緒に揉んだのが効いたのかな⁉

どちらにしても、「おいしい」と言ってもらえると、うれしいですね。

ちなみに妻も子供も最初は何もつけずにそのまま食べていたのですが、ソースをかけて食べたら味の違いがあまり分からなくなってきたとの事。
ただ、実際に食べ比べると違いは簡単にわかるみたいですが、エリンギのフライだけで、ソースをかけて食べれば、もしかしたらホタテかもしれないって思うかもって言ってました。
まあ~それは、初めてフライを揚げた私への優しさの言葉だったと思いますが…。

こんな感じでやってみましたが、違いは分かるものの、どちらも「凄くおいしい」との事でした。

皆様にも参考にして頂ければ、幸いです。

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